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研究成果
2017年にRE再生鍼を考案してから、その施術中に起こる急速な再生、修復、防御反応とも言えるような現象を把握しようと、日々の施術データの収集やタンパク質ならびにエクソソームの解析検査を行ってまいりました。ここでは、その一部を記載します。
⑴ 日々の施術で得られたデータ
2024年3月までに、のべ3000名を超える施術を行ってきました。
施術による変化を、以下に記載します。
Ⅰ、施術中に起こる変化
①腫れの軽減
施術前
1時間10分後
施術後
※患部に刺鍼もしております
②皮膚の改善
施術前
10分後
施術後
※施術中に薄皮が張るような感覚がある。
③上記以外にみられた施術中の変化。
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筋弛緩
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炎症の軽減
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脂肪の減少
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新型コロナワクチンの後遺症による動眼神経麻痺の改善
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消失していた知覚の回復
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神経炎の改善 など...。
RE再生鍼の効果の確認には筋弛緩が指標とされています。そのため、全ての施術で筋弛緩が確認されています。
Ⅱ、長期的な施術効果例
長期間施術を続けることで、得られたデータになります。
患部に刺鍼していることが多く、RE再生鍼だけの効果とは言えないが、その効果の範囲を予測するうえで必要であるという判断で、記載する。
【効果例】整形外科的疾患全般、肝臓、子宮、 卵巣、前立腺肥大、甲状腺、膵臓、胃、神経疾患、麻痺、骨密度に改善がみられた。
⑵ 血漿タンパク質とエクソソーム
日々の施術だけでは、分かりきらないことも多く、少しでも現象を把握しようと、血漿タンパク質およびエクソソームの解析検査を行いました。予算の都合上、1名のみでの検査となりましたが、RE再生鍼の施術中に得られる効果と遜色のない結果が示されました。
被検者は30代の男性です。施術前、RE再生鍼施術中、その2時間後に、計3回の採血を行いました。
I. 施術前には検出されなかった物質で、施術中検出された物質
• RE再生鍼中: タンパク質 17種類 エクソソーム 7種類
• 施術2時間後: タンパク質 3種類
エクソソーム 17種類
II. 施術前と比較して増加した物質
• RE再生鍼中: タンパク質 15種類 エクソソーム 11種類
• 施術2時間後: タンパク質 11種類
エクソソーム 48種類
III. 施術前と比較して減少した物質
• RE再生鍼中: タンパク質 66種類 エクソソーム 50種類
• 施術2時間後: タンパク質 48種類
エクソソーム 60種類
RE再生鍼の施術中のみに発現したタンパク質があることから、普通ではない反応が起こっていると考えられます。
血漿タンパク質およびエクソソームの解析結果を簡単にまとめると、以下のようになります。被検者1名の採血結果からの推測になります。
RE再生鍼中に行われていると推測できること
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身体の再生に必要な材料(特に皮膚)を大量に生み出している。
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細胞分裂が活発に行われている。(筋肉と皮膚の幹細胞の増殖の痕跡も見えます)
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急速な細胞分裂に対応するように、DNA修復や抗がん作用が活性化している。
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ヒートショックタンパク質や抗酸化物質を活用し、細胞修復を促進している。
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免疫力が向上し、ウイルスや細菌に対する抵抗力を高めている。
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これらのプロセスに必要なエネルギー源は脂肪などから供給されている。
施術2時間後に行われていると推測できること
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アポトーシス(細胞の自己死)に関係する要素が増減している。
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骨格筋の材料や筋肉形成に関連する要素が増加している。
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RE再生鍼の施術中と同様に、細胞の修復、免疫力の向上、そしてエネルギー源の供給が継続して行われている。
研究成果のまとめ
日々の施術とタンパク質、エクソソームの解析結果から、人体には通常の再生以外に急速に身体を再生させるメカニズムが存在することが推測できます。
さらに詳しく資料が必要な方は、こちらからお問い合わせください。
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